まずは室内で指南書を使った安全講習。雪かきは楽しいことばかりではありません、時には危険な場所もありますから、しっかり学習してもらいます。
その後は屋外に出て、スコップやスノーダンプの使い方を学びます。あいにく(幸いにも!?)そんなに多くの雪は無かったですが、効率的に安全な雪かきの技術を学びました。(そして楽しい雪合戦も!)
午後からは天気も良かったので、午前中に学んだ技術を生かしながら、雪積み大会で高さを競ったり、かまくら作りを楽しみました。あれ?「道場」なのに、遊んでばかり? いえいえ、ちゃんと確認テストもやりましたよ。もちろん皆さん合格でした!
神川町社会福祉協議会のみなさん、遠くよりお越しいただきありがとうございました。
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小雪のため本格的な作業はできなかったものの、県外からの"常連さん"も多く参加してくださり、にぎやかな講習会となりました。
参加者のみなさん、売れ入れ地域のみなさん、お疲れ様でした!
]]>残念ながら小雪のため中止となりました。
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昨年、世界「初」開催となった、あの「雪ほり選手権」が今年もやってくる!
○2024年2月3日(土) 9時スタート
○十日町市除雪センター
○参加費 1,500円
公式サイトはこちらから
https://wssc-yukihori.jimdosite.com/
参加申込はもちろん、当日の運営を手伝ってくれるスタッフも大募集!
→サイト内の応募フォームよりお申し込みください。
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会場となった南魚沼市立塩沢小学校は、あの『北越雪譜』の著者である鈴木牧之の出身地で、小学校には牧之の像が飾ってあります。
参加者は、除雪(建設)業者、行政職員、国際大学の学生、長岡技術科学大学の留学生、大正大学(東京)、地元の小学生など、年齢や除雪経験、出身地や国籍も幅広く参加していただきました。競技は1チーム3人制で、合計13チームの参加となりました。
開会式では、主催者である南魚沼市教育委員会の岡村教育長からご挨拶を頂きました。
まずは、グラウンドでの予選です。安全装具の講習会をしてから競技開始です。
予選は3種目で、30分間通しで行います。
・ロープリレー(道具をロープに結んで運ぶ)
・道つけ(雪を足で踏んだり、スノーダンプ等で整えたりして、歩きやすい道を作る)
・雪積み(雪を高く積み、その高さを競う)
スタート地点まで道具を全て持ち帰って競技終了です。
予選のあとに、雪下ろし用に開発されたハシゴ「ハードルラダー」の取り扱い説明会も行いました。
昼食休憩をはさんで予選の結果発表です。予選を勝ち抜いた4チームで決勝戦を行います。
決勝は、校舎正面の児童玄関屋根の雪下ろしです。競技者全員が安全帯を装着し、ロープを手すりに取り付けてから、競技開始です。
審査対象は、
・タイム
・チームワークや声掛け
・仕上がりの美しさ
などです。
パラペット高さ(50cm)分の掘り下げで苦戦していましたが、チームワークよく作業できていました。
決勝が終わると、表彰式です。優勝は、十日町市役所(建設課)のみなさんでした!
予選・決勝とも、選手は夢中で競技を行っていました。盛況のうち、無事に大会が終了しました。
今回は第1回ということでトライアル開催でしたが、次回からは大々的に告知・開催します。
選手のみなさん、お疲れさまでした!
参加者は11人、そのうち県外から2名の参加。「越後雪かき道場・中級コース」という名称ではありますが、もう一つの目的に、「YUBO」という新しいボランティア登録制度、つまり"力を貸して欲しい人と、活動を後押ししてくれる人=ブースターをLINEを使ってつなげるシステム"の登録者・希望者が安全安心に雪下ろしができるようになることを目的として開催しました。
ですので、いつもの初級コースとはちょっと違って、スノーダンプを用いた雪かき経験があることを参加条件として設定し、実践時間に重きをおいた猛者向け行程となっています。
まずは、「山古志復興交流館おらたる」にて、安全講習(座学)を通して、
・災害レベルの雪害事故死傷者数
・需要が増え担い手が減っている現状
・アンカーとは
・正しい雪下ろしの手順
などを学習したほか、
・ロープワーク
・安全帯の装着方法
などを学びました。
そのあと、実技は山古志の虫亀集落へ移動です。集落内の移動は、2m以上の雪の壁の中を進みます。
ここでかんじきの履き方講習から、かんじきを履いて「雪踏み」。それから安全な雪下ろしのために開発した長谷川工業のはしご「ハードルラダー」を体験しました。
そしていよいよ屋根にアンカーが設置された家屋で雪下ろし作業開始です。
今回は長岡市内からの参加者がほとんどでしたが、意外とかんじきの履き方に苦戦しました・・・。また、実際に屋根に伸びたハシゴの高さと勾配を見て、参加者はちょっと尻込み(汗)、おっかなビックリで参加者どうしで声をかけあったり、ハシゴを支えたりしてなんとか全員あがってもらいました。
この日の講習会のために、屋根に雪を「とっておいた(本当は危険)」ので、積雪量は恐らく地域内で最大 ! "二段掘り"のようになってしまいましたが、なんとか予定時間内にほぼ作業を完了。
今回は参加者の中の最高齢者が最後までパワフルに活躍してくれました! みなさん、大変お疲れ様でした!
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越後雪かき道場に参加された方はご存知かもしれませんが、この木沢地区では、コロナ禍前にはほぼ毎年開催している、いわば"雪かき道場の聖地"のような場所です。でも、「スコップ」のスキルアップ講習会としての開催は今回は初めてでした。
久しぶりに尋ねた集落は、"いつものように"たくさんの雪。道路わきの高い雪壁がお出迎えです。活動の拠点となるのは「やまぼうし」。見た通り、"学校に泊まろう"の世界です。
黒板もそのままの教室には畳が敷かれ、貸布団を敷いて宿泊できるようになっています。もちろん暖房もしっかりしていますから、心地よく過ごせます。
さて、今回の主催者は「スコップ」を主宰する新潟県庁地域政策課です。まずはオリエンテーションと、雪かき作業の安全教育について、「雪かき道<越後流>指南書」を用いた座学です。
今回はNHKの方も取材に来られていました。 ※画像はNHK WEBより。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20230204/1030024224.html
(リンクは削除される場合があります)
座学のあとは、班に分かれて実践作業です。もともとスコップは、除雪作業を中心とした活動がメインなので、(1)座学は受けず集落に入って除雪作業をしてもらうチームと、(2)雪かき未経験者や更なるスキルアップを目指したい人たち向けの初級コース、そして(3)屋根雪除雪を行うため安全帯やロープワークを学習する中級コースの3つに分かれて活動しました。
こちらは通常の除雪班。
こちらがスキルアップ講習会の初級コースです。スコップやスノーダンプの効率的な使い方を学んだ後、班に分かれてゲームをやったり・・・。
午後からのあいにくの雨と運動の汗も重なってびしょびしょでした・・・。この後、みんなで温泉に行き、1日目は終了です。
二日目は班に分かれて集落内の除雪。天気もよく、作業が順調に進みます。と言っても、雪の量が半端ない・・・。
受け入れてくれた地元の「フレンドシップ木沢」のスタッフから、メールが届きました。
↓
『久しぶりの雪かき道場と初めてのスコップの受け入れ。最初は少し心配もしていましたが、けがなどされた方もなく、天候にも恵まれ、なにより、スタッフと参加者、集落の人ととの丁度良い間合いで、楽しい二日間を過ごせたと思います。大変ありがとうございました。
家の周りを除雪していただいたお宅も喜ばれていたようですし、やまぼうしや集落のことを知ってもらえる、きっかけもできたこともうれしいことです。来年も、どのような形になるかはこれからのこととなると思いますが、木沢にまたお出でいただければ幸いです。』
今回は「スコップ」のスキルアップ講習会という位置づけでしたが、降雪期に限らず、春の山菜採りツアーなどを介して、普段から顔が見える交流を続ける=これが本当の地域防災力の向上につながるかもしれませんね。
木沢の皆さん、参加者の皆さん、2日間お疲れ様でした!
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コロナの5類の議論も始まりましたが、まだ第8波の影響もあるようです。しかしながら、感染対策を十分に行いながら各地で活動が再開しつつあります。
越後雪かき道場は、のれん分けした各地で活動支援やタイアップ開催、そして本家でも長岡市山古志での開催を予定しています。と、言いながら記事のアップが遅くなり、その間に中止や満員御礼の会場も出てきました。(申し訳ありません)
新潟県庁が主催する除雪ボランティア「スコップ」のスキルアップ講習会として、越後雪かき道場からのれん分けした糸魚川西海で開催予定でしたが、『例年2〜3mの積雪がある地域なのに、屋根の雪下ろしをするのに十分な雪がない・・・』ということで中止という苦渋の決断をした地域もあります。
また、のれん分けした群馬県片品村での「上州雪かき道場」も、募集開催と同時に早くも満員の会場もあります。
山古志での開催は、まだ若干名、募集しているようです。お申し込みはお早目に。お申し込みはこちらから!
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今回は長岡市山古志で「中級編」を開催します。お申し込みはこちらから!
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そんな中、なんだかスゴいイベントがあるらしい!
お楽しみに!
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雪国にいがた、とよく言われますが、実は新潟「市」は、例年それほど積雪がありません。しかし今回は降りました。
気象庁のデータによると12/20現在、新潟市の積雪は68cm。あの豪雪地である湯沢の積雪は13cmですよ。新潟市の12月の積雪記録は38年ぶりに更新されたそうです。
※気象庁のWEBサイトより
こちらは今朝の新潟県庁付近の様子です。駐車場に一晩停めた車も埋まっています。豪雪地の人からみれば、大したことない風景ですが、雪に弱い新潟市民はパニックです。(いやぁ、昨日の夜は渋滞がひどかった)
岸田首相も「不要不急の外出は避けて」とおっしゃっていましたが、だって会社が出てこいって言うんですもの!
コロナ禍でZOOMだリモートだ、とDXが進んだように見えたけど、やはり昭和に戻っちゃうんですかね(笑)
みなさんも、外出はできる限り無理をせず、除雪作業もご安全に。
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10月13日(木)は、阿賀町にて。
10月29日(土)は、上越市の三和区と吉川区にて。
また、11月に入ってから6日(日)に妙高市でも開催しました。これからは、12月3日(土)長岡市小国、12月4日(日)は魚沼市小出と南魚沼市六日町、12月10日(土)小千谷市、12月11日(日)十日町市と津南町で開催します。
本格的な降雪シーズンを前に、安全対策について学びましょう。
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今後の降雪量によっては緊急に開催する可能性もありますが、感染拡大状況をみながらの開催になります。
まだまだ感染拡大の傾向は続くようですが、皆様におかれましても健康管理や感染対策に引き続きご留意ください。いつかまた会えるときまで・・・。
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ただし・・・お泊まりはちょっと難しいので日帰りです。人数も少なめ、とさせてください。
それと・・・住民との交流もちょっとやりにくいので、雪かき体験をメインにやりましょう。ということで初心者、移住者などなど雪かき心配・・・という皆さんお早めにお申し込みを。→越後雪かき道場2022参加申し込みフォーム
さらに・・・最近力を入れている、雪下ろし安全、タイミングを見計らって、中級コースを開催しますので、HPをときどきチェックしてね。
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※1/20追記 : 新潟県でも1/21〜2/13まで「まん延防止等重点措置」が適用されることを受けて、2/5、2/6、2/12に予定していた雪かき道場を中止いたします。今後の降雪量によっては緊急に開催する可能性もありますが、感染拡大状況をみながらの開催になります。皆様におかれましても健康管理や感染対策に引き続きご留意ください。
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本格的な降雪シーズンを前に、今年も新潟県地域政策課が主催する「屋根雪下ろし安全装備の体験講習会」が各地で開催されています。越後雪かき道場でも除雪安全に関する講義や、安全帯・ロープの使い方などの実技を指導しています。
安全講習の様子 − 妙高市 11/21(日)
安全帯の装着体験 − 妙高市 11/21(日)
アンカーの事例紹介 − 長岡市川口 11/28(日)
アンカーの設置事例のパネル展示 − 妙高市 11/21(日)
新潟県建築住宅課にでは、アンカー設置工事に関するガイドブック「命綱固定アンカーガイドブック」(第二版)を発刊しており、講習会ではガイドブックを使用しながら、地元の工務店による設置事例の紹介や、金額についての話もしました。
新潟県内では、アンカー設置補助金を設定する自治体も増えてきました。そのような補助金を上手に活用して、安全な除雪作業ができるようにしましょう。
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何だかよくわからないけれど現地に連れてこられた関係者から(笑)いつものメンバーまで、たくさんの関係者にお集まりいただきました。テーマは栃尾地区をモデルにアンカー設置家屋を増やし、講習会もできる環境を整える。
新潟県では「命綱固定アンカー普及促進事業」が創設され、長岡市でも一般で5万円、要援護世帯では8万円までの補助金があります。高齢者も多く住むこの地域でも、補助金を活用してアンカーが設置できるチャンスです。
雪は毎年降ります。そして除雪作業も必須です。今年こそ安全に雪下ろし作業ができるように、本格的なシーズンを前に「命綱アンカー普及推進協議会」でも設置作業を進めていきます。
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