越後雪かき道場(R)ブログ

雪をかき・汗をかき・情熱かき立てる
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
CATEGORIES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
雪かき道場 初級編 (改め中級編?) in 池谷
第三回 雪かき道場 初級(中級?)編 in 池谷 

命綱フォーラムに引き続き十日町の池谷集落で雪かき道場が実施されました。当日の天気は雪、数日前から日本列島を襲った爆弾寒波の影響もあり、幸い(?)雪かきするには十分な積雪。雪かき道場始まって以来の雪らしい雪の中での雪かきとなりました。それにしても本当によく降ります。

ここ十日町市の池谷集落は世帯数7世帯というとても小さい山村なのですが、ここに住むお爺ちゃん、お婆ちゃんの元気さと言ったら…。道場開催中の二日間も集落の皆さんのパワーに押されっぱなしでした。


道場の最初は、我が「雪かき道場」の筆頭師範代上村先生による座学です。この日は命綱フォーラムに引き続いての開催ということもあり、開始時にはすでに「雪かき」でひと汗流して参加する受講者の姿も見られましたが、慢心は怪我の基。いつも通り「雪かき道越後流指南書」に沿って雪かきの基本や注意事項についての指導が行われました。



座学が終わった後は、お決まりの「雪かき健康体操」を行ってから、いよいよ実技講習です。まずは上村先生から基本的な作業や注意事項について説明が行われた後、雪かき作業初心者組と経験者組に分かれていよいよ実技の開始です。

初心者組は、落ちる心配のほとんどない車庫の雪おろし、経験者組は池谷分校の体育館の屋根上の雪おろしです。本来は「初級(家周りの雪かき)」で予定されていた今回の池谷集落の雪かき道場ですが、命綱フォーラムからの流れもあって、いつの間にか「屋根の雪下ろし」と言う「中級」の内容になってしまいました(今回は参加者のほとんどが命綱フォーラムの実演の部分に参加していたこと、それに地元師範の経験が豊富でかつ指導上手、さらには多くの師範の方が参加してくれたことがあり、屋根上の作業が実現しましたが、通常、このようなことはありませんので悪しからずご了承ください)。



経験者組は分校の屋根に上がって雪かき作業。師範の皆さんの指示を受けながらスノーダンプを使って雪下ろしをしていきます。最初は怖さと不慣れなことも手伝ってなかなか上手く雪を下ろすことができませんでしたが、徐々にコツをつかんでスムーズに雪おろしも行えるようになってきます。

スノーダンプで大きな雪の塊を切り出し、そのまま上手く屋根下に放りなげることができると、本当にそれは気持ち良いものです。そんな気持ちも手伝ってか、みんな黙々と作業を進めていきます。



ただ、雪かきにおいても大事なのが体調管理。気温が低いためのどの渇きを感じにくい状態なのですが、そのまま作業を続けると脱水症状に陥り体調の悪化を招きかねません。雪かきにおいても休憩は大事な作業の一つです。

というわけで一旦休憩。ただ、休憩を取るためには屋根から一度下りなければならないという難事業が待っています。階段を昇る時にも感じたのですが、階段から屋根、もしくは屋根から階段への移動が一番怖く、また事故も起きやすいため慎重の上にも慎重を期す必要があります。幸い事故もなくみんな無事に下に降りることができました。



休憩時間中は地元師範の皆さんから地元のお話を伺える貴重な機会です。今回は雪おろしのことのほか、地元の「どぶろく」などについてもいろいろお話を伺うことができました。

何でも昔はほとんど、どの家でも「どぶろく」を作っていたそうですが、税務署の職員に見つからぬように、山に隠したり縁の下に隠したりと苦労の方も絶えなかったようです。ただ家庭によって酒の味も違い、村の中でいろいろな「どぶろく」を味わうこともできたそうで、今となっては、皆さんのお宅を回って利き酒をすることができないのがちょっと残念なところです。

休憩が終わった後は、雪かきもそこそこに後片付けを終わらせて、作業終了。その後、軽トラックの後ろに乗り込んで池谷の集落センターに戻ると、初心者組の人達は、なにやら楽しげに雪だるまを作ったり、雪洞を作ったりと、各人、童心に戻って雪を存分に楽しんでいました。もちろん、かく言う私も一緒になって雪を楽しんだのは言うまでもありません。やっぱりこれも「雪かき道場」には欠かせないプログラムの一つです。



初日の締めはお決まりの交流会です。
地元の料理に舌鼓を打ちながら、雪かきや地元の話題で会話にも花が咲きます。こうやってゆっくりと話す機会は地元の皆さんにとっても参加者の皆さんにとっても貴重な機会ではないでしょうか。

また、交流会の中では老若男女入り混じっての「雪かきカルタ」大会も行われました。商品があるとのこともあって、みんなカルタを見る顔は真剣そのもの。でも、カルタをやりながら楽しく雪かきの注意事項を覚えることもできました。

そうそう、休憩時間に話題となった「どぶろく」もここで登場!熱処理されていないのでまだ菌が生きており、体にはとても良さそうなのですが、やはり飲みすぎには要注意です。



ここでちょっと番外編
今回、宿泊した民宿かくら。下の写真にあるように囲炉裏のある素敵な宿でした。囲炉裏を囲んで「雪国のバイオマス利用」談義(?)にも花が咲きます。
ちなみにこの晩、この部屋に泊まった上村先生と実行委員の木村さん、寒さで一時間おきに起きて薪を補充しなければならなかったそうで、バイオマス燃料(薪)の補給の問題点を身を持って体験することが出来たようです。



二日目は恒例の「雪かき健康体操」を行った後、三班に分かれて雪かき作業です。皆さん、前日にだいぶ“訓練”しただけあって、スノーダンプの使い方もだいぶ板についてきたようで、作業の進みも軽快そのもの。
途中、随時休憩をはさみながらあっという間に予定していた雪かきも終了です。この二日間で格段に参加者の皆さんの技量も上がったのではないでしょうか。



最後は、これもお決まりの認定証の授与式です。参加者と地元の皆さんから一言頂戴した後、師範代の上村先生より初級の認定証(講義内容は中級でしたが…)が参加者の皆さんに授与されました。



今回も一人のけが人も出さず、無事二日間の「雪かき道場 初級編(実質、中級編) in 池谷」を終了することができました。
池谷の皆さん、それから参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。



次回は、2月2日、3日の二日間、小千谷市塩谷集落で静岡の皆さんを迎えての「雪かき道場」となります。
静岡の皆さん、塩谷でお会いできるのを楽しみにお待ちしています。
- | 12:03 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
from: Hiro   2008/01/30 7:39 AM
カルタをやっている写真、いいですね :)
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://blog.snow-rescue.net/trackback/586593
 

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.