越後雪かき道場(R)ブログ

雪をかき・汗をかき・情熱かき立てる
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ナントか開催〜南砺市
インフルエンザが猛威をふるっています・・・。地域によっては学級閉鎖も出ているようです。今回の雪かき道場の開催地は、富山県南砺市太美山地区。昨年もここで開催し、2回目の開催です。

しかし・・・前日の夕方になって参加者が7名もキャンセル。インフルエンザのようです。残念。もはや開催自体が危ぶまれるくらい少ない人数でしたが、それでも何とかするのが南砺市! 参加者が少なくとも、地元の受け入れ体制はばっちりです!

 

会場となったのは太美山公民館。今回は参加者が激減したため、急きょ、地元の師範の皆さんにも受講者として中級コースを体験して頂きました。

 

中級コースのメインは、安全に屋根雪除雪を行えるスキルを身に付けること。そのため、安全帯の装着や、命綱(ロープ)の結び方、そしてアンカーの知識を学んでもらいます。まずは室内でロープワークを学習して、屋外でアンカーに見立てた棒を雪に埋め(あくまで緊急用ですが)その張力がどれくらいまで大丈夫なのか、体験してもらいました。

 

この日は雪かき道場にとっては「あいにく」の小雪で、屋根雪がありませんので、グランドでロープワークを体験してもらって終了です。

宿泊は、太美山地区にある福光温泉。1日目は汗をかくほどの活動はしていませんが、温泉でゆっくり過ごしました。

そして楽しみな地元の人たちとの交流。インフルエンザで大量の欠席者が出たとはいえ、お母さんたちには地元の特産を使ったおいしい料理をたくさ〜ん、ふるまって頂きました!

 

2日目。前日の夜から降雪があり、目覚めたら20cmくらい積もっていました。こりゃ吹雪の中での作業になるなぁ、と心配していたのも束の間、天気はみるみる回復し、太陽が見えるほどの快晴に。

 

2日目は集落に入り、みなさんで除雪作業です。純粋な参加者は少なく、ほとんどが地元の師範でしたが(汗)、お年寄りのお宅の除雪をさせて頂きました。

飛び入りで参加した集落の小学生、スノーダンプの使い方が完璧です! 「このスノーダンプ、よくすべるねぇ。」と、新潟から持っていった「クマ武」の切れ味に大人顔負けのコメント・・・。

 

作業後にわざわざ出てきてくれたおじいちゃん。おばあちゃん、ありがとうございました。

たくさんの人たちで作業をすれば、どんどん進みます。この日は、あと2箇所、作業しました。

 

南砺市太美山の「小院瀬見(こいんぜみ)」集落には数世帯が住んでいます。この地域の道路は、消雪パイプではなく、道路そのものを流路として水を流しているため、小川のようになって雪が融けます。

 

屋根から落ちた雪を片付け、神社の前の前の階段の除雪作業などを行いました。

そして作業のあとは太美山公民館に戻り、お楽しみの昼食です。お母さんたちと「ぼたもち」づくりを体験しました。新潟では「おはぎ」と言いますが、この地域では「ぼたもち」と言うようです。

 

イノシシ汁やおいしいおにぎり、漬け物に煮物、そして干し柿。全部ぜんぶおいしい! もちろん食べきれない分は、タッパーに入れてお持ち帰り(笑)。



今回の太美山での開催は、地元の受け入れ態勢が万全だったため、大量の参加者の直前キャンセルもあり、ちょっとさみしい人数で申し訳なかったですが、地元の人たちが温かさに、スタッフも癒されました。

来年はぜひ、たくさんの人を引き連れて「リペンジ」したいと思います。待っててください太美山のお母さんたち。
 
- | 09:50 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
from: よしかず   2016/02/08 1:39 PM
週末、越後雪かき道場のスタッフの皆さんの協力で素晴らしい雪かき道場でした。他県から来ていただいた方とともに地元のお母さんや師範も一緒になり家族のような触れ合いを持つことができました。高齢者の住宅の除雪にいった際には、老夫婦から感謝されたことは一緒に作業をした皆さんには心に残ったと思います。来年も引き続き取り組みたいと思いました。
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