雪かき道場シンポジウム開催しました
11月20日(金)、21日(土)、新潟県長岡市にある震災アーカイブセンター「きおくみらい」にて、「雪かき道場シンポジウム」を開催いたしました。 おかげさまでシンポジウムには60名、翌日の現地見学会には20名のご参加を頂き、賑やか、かつ有意義な時間を過ごせました。遠方よりご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
シンポジウムにご参加できなかった人のために、内容を少し書きますと・・・。まずは上村先生の基調講演で、雪かき道場の始まり、足跡をたどりました。 懐かしさとともに、10年目もしっかり、そして今後も他の地域に活動を広めるべく、私たち越後雪かき道場の事務局も決意を新たにしました。 そしてリレートークとして、越後雪かき道場に早くから賛同し、協働してきた十日町市地域おこし実行委員会、フレンドシップ木沢、長野県社協の皆様からお話を頂きました。そして昨年初めてお邪魔した富山県南砺市の方から、雪かき道場をきっかけに始まった地域活性化の取り組みなどを紹介して頂きました。 そして新潟県雪対策室からスコップの活動、次に魚沼市土木課よりアンカー設置の補助金の話など、行政の取り組みを紹介頂きました。 最後に、家々に合ったアンカーを研究し、実際に設置している魚沼市建築組合からたくさんのアンカー写真を紹介して頂きました。
翌日の何ともマニアックな「アンカー見学会」では、魚沼市内の3軒のお宅のアンカーを見学しました。集落をバスで訪れて、屋根を見上げながら「おー」と言いながら写真を撮る集団は、何とも異様な光景でしたが・・・(笑)。
3軒目は集落の集会所でしたので、区長さんのご厚意により屋根まで上げてもらいました。
魚沼市では、建築組合の皆様がアイディアを絞って、様々なタイプのアンカーが設置され始めています。越後雪かき道場のサイトで、それらの写真を取りまとめ公開していきたいと思っています。 ご参加頂きました皆さん、関係者の皆様、ありがとうございました。
秋田から参加させていただいたかいがありました。