南砺市(旧平村)の皆様の温かいおもてなし
五箇山で有名な富山県南砺市、旧平村。富山県で今シーズン2箇所目の開催地です。
2月10日(日)の午後に、スタッフは新潟県長岡市川口木沢で越後雪かき道場を終え、その足で前泊で現地入りしました。ワゴン車とは言え、雪で湿ったカンジキや、スノーダンプやスコップを詰め込むと結構いっぱい。結局5人のスタッフは2台で現地へ向かいました。
高速道路は、南砺市に近づくにつれ雪がどんどん降り始めていました。雪かき道場は、やはり雪を連れてくる!?
高速道路を下りてすぐの南砺市五箇山「菅沼集落」。雪景色も風情があります。
宿泊は五箇山荘。とてもきれいな建物で、温泉もよかったし、食事もおいしかった・・・。まだ終わっていも居ないのに、スタッフの間では「来年も来よう」と(笑)
さて。今回の開催地は、南砺市大島地区。集落にある「桐の木荘」で行いました。お昼ご飯をご準備して頂くお母様たちと、除雪技術の指導をして頂く地元の師範の皆様と記念撮影。
今回の参加者は特徴があります。一般に参加申込みを頂いた方々と、愛知県半田市から団体で参加された皆様です。南砺市(旧平村)と半田市は、以前から交流があったことに加え、平成23年に「災害時相互応援協定」を結んでいることがきっかけで、今回の参加に至りました。
まずは指南書を用いた座学を行いました。「こんなにたくさんの雪を見たのは初めて」と、目を輝かす参加者の皆さんですが、安全に除雪作業をして頂くために、しっかりお勉強をしてもらいました。
通常の雪かき道場は一泊二日のコースですが、今回は日帰りコースでした。でもちゃんとカリキュラムを凝縮して行います。作業の前には、健康雪かき体操で体をほぐします。
そしてカンジキを履いて外へ。「新雪の上を歩いていいんですか?」「どこでも行ってみろ〜!」
スノーダンプを使うときは、滑り面を平らにしておきましょう。そうすれば、こんなこともできますよ。(注 : スノーダンプで人を運んではいけません。)
皆さんは、地元の師範の指導のもと、スコップとスノーダンプの適切な使い方を学びました。午後の実践作業で頑張ってもらいましょう。
楽しみにしていたお昼ご飯。お母様方に料理の説明をしてもらいました。トン汁、漬物、煮物、そして富山名物のとろろ昆布おにぎり! やはりこれは珍しいです。全部ぜんぶおいしかった!
そして午後からは班に分かれて集落内の除雪作業です。神社の参道とお寺の階段の除雪を行いました。
どちらの施設も集落にとっては大切なもの。お年寄りの皆さんが安全に歩けるように、きれいに除雪してもらいました。
こちらの班は、階段の除雪です。
作業前は、雪の量に驚きましたが、さすが、たくさんの人数で作業をすると、みるみる進んでいきました。
予定していた時間よりも、早く作業は終了しました。達成感と心地よい疲労感に包まれました。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
そして皆さんに認定証を授与。この日の最年少は、小学2年生! 大人に交じってしっかり作業をしていただきました。
今回参加頂いた皆さん、そして半田市からお越しの皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
番外編。五箇山での開催。スタッフの正直な感想は、初めての開催地は緊張するものです。しかし、事前の打ち合わせの段階から、私たちを受けて入れてくれる地元の方々の熱意が伝わって来ていたので、不思議な安心感がありました。
お昼ご飯のおもてなしのほか、作業の終了後には、とち餅や、名物の(!?)カレーパン、杉で作った鉛筆のお土産やお茶まで頂き、十分すぎる温かいおもてなしに感謝です。南砺市、また来年も行ってみたいです。
スタッフは、新潟への帰り道、「相倉集落」の合掌造りも見学してきました。写真ではスタッフが仲良く見えますが・・・(笑)
早速、翌日の菅沼・合掌の里のかまくら作りで実践しました。
初級コースを早く卒業したいですね!
http://www.facebook.com/photo.php?v=336177893153263&set=vb.100002831662929&type=2&theater
参加者の皆さんの笑顔を思い出すと、本当にやってよかったと思います。
ぜひ、来年も! 呼ばれなくても行きますから(笑)
防災フロンティアの皆様
お世話になり、ありがとうございました。
地域としても私としても、とても楽しく貴重な体験となりました。
参加者の皆さんの笑顔!忘れません。
来年も平地域で一泊で開催!(小谷地区【東中江地区】辺り)で出来たらと・・・勝手に考えております。
雪かき道場以外でも是非!また平地域へお越し下さい。
お待ちしております!!